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理系科目を「苦手」にしないために~日常生活でできる工夫と意識~

コラム

理系科目に限らず、学校で勉強するものについて、どうしても苦手な科目や分野が出てくることがあると思います。

苦手になる原因は人それぞれ違いますが、多くの人に共通している原因は、問題が解けなかったり、授業や教科書の内容が理解できないという点です。

これらの原因は学習方法の見直しや工夫で解決することができますが、どうしても回り道になってしまうと感じてしまうのは否めません。

なので、そもそも苦手にならないようにすることはできるのでしょうか?

このページでは、理系科目に絞って、理系科目を苦手にならないようにするためにできることや意識することについて説明していきます。

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理系科目は「身近なもの」として楽しもう

早速結論からお話していくことにします。

理系科目に苦手意識を持たないためには、「理系は特別なもの」と思い込まず、日常生活の中で理系的な考え方や知識を身近に感じ、楽しむことが大切です。

難しいと感じる前に、「なぜ?」と疑問を持ち、身の回りの出来事に理系の視点で目を向ける習慣をつけることで、自然と理系科目への抵抗感がなくなっていきます。

ここから具体的な考え方や意識の仕方を説明します。

 

理系科目は「特別」じゃない―身近な疑問を大切に

まず1つ目のポイントは、理系科目を学習していく中で生まれた疑問を敏感に感じ取ることです。

「なぜ?」と考えることが理系の第一歩

理系科目というと、数学の難しい計算や、物理や化学の複雑な公式を思い浮かべて、「自分には無理」と感じてしまう人も多いかもしれません。

しかし、理系の基本は「なぜ?」と考えることです。

たとえば、朝起きてカーテンを開けると部屋が明るくなるのはなぜか、雨が降るとどうして虹が出るのか、スマートフォンがどうやって動いているのか――こうした日常の疑問こそが、理系の入り口です。

「理系は特別な人が学ぶもの」と思い込まず、身の回りの現象に「なぜ?」と疑問を持つことを習慣にしましょう。

疑問が浮かんだら、すぐに調べてみることも大切です。

今はインターネットや図書館で簡単に情報を探せますし、先生や家族に質問するのも良い方法です。

疑問を解決するたびに、「理系って面白い!」という気持ちが生まれ、苦手意識は少しずつ薄れていきます。

日常生活の中の理系を探してみよう

理系科目は、教科書の中だけのものではありません。

たとえば、料理をするときの分量や温度の調整は科学そのものですし、自転車に乗るときのバランスやスピードは物理の世界です。

植物を育てることも、生物の知識が役立つ場面です。

こうした身近な場面で「これは理系の知識が関わっているんだ」と気づくことが、理系科目を遠い存在にしないコツです。

 

苦手意識を生まない学び方―「できた!」の体験を積み重ねよう

2つ目のポイントは、成功体験を積み重ねていくことです。

小さな成功体験が自信につながる

冒頭でも述べたように、理系科目を苦手だと感じる理由の1つに、「分からないことが多い」「テストで点が取れない」などの経験があります。

しかし、理系科目の勉強に限らず何でも最初から完璧にできる人はいません。

大切なのは、少しずつでも「できた!」という体験を積み重ねていくことです。

たとえば、数学の問題を1問でも自力で解けたら、それだけで大きな進歩です。

化学の実験で予想通りの結果が出たとき、物理の公式を使って身の回りの現象を説明できたとき――こうした小さな成功体験を意識して、自分を褒めてあげましょう。

自信がつくと、次のステップにも挑戦しやすくなります。

苦手なところは「分からない」をそのままにしない

成功体験を効率的に積み重ねていくために、分からないことをそのままにしておくことは避けるべきです。

理系科目で「分からない」と感じたとき、そのまま放置してしまうと、苦手意識がどんどん大きくなってしまいます。

分からない部分は、できるだけ早く誰かに聞いたり、調べたりして解決することが大切です。

「分からない」と感じるのは、決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、分からないことをそのままにせず、「分かる」まで粘り強く取り組む姿勢こそが、理系の学びには欠かせません。

友達や先生と一緒に考えることで、新しい発見があることも多いですし、他の人の考え方を知ることで、自分の理解も深まります。

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日常生活でできる理系力アップの工夫

3つ目のポイントは、日常生活に活かせるものを考えるということです。

数学的な考え方を日常に取り入れよう

まずは数学についてです。

数学は、計算だけでなく、物事を論理的に考える力を養ってくれます。

たとえば、買い物をするときに「どちらの商品がお得か」を計算したり、時間の使い方を計画的に考えたりすることも、立派な数学的思考です。

また、ゲームやパズルも数学的な力を伸ばすのに役立ちます。

ルールを理解して、どうすれば勝てるかを考える過程は、論理的思考そのものです。

日常の中で「ちょっと計算してみよう」「効率よくできる方法はないかな」と考える習慣をつけることで、自然と数学が身近なものになります。

科学の「実験」を楽しむ

続いて理科科目についてです。

理科の学習は、実験を通して「なぜ?」を体験的に理解することができます。

学校の授業だけでなく、家庭でも簡単な実験をしてみるのもおすすめです。

たとえば、ペットボトルで空気砲を作ってみたり、卵を酢につけて殻が溶ける様子を観察したりすることで、「教科書で読んだこと」が実際に目の前で起こる面白さを感じられます。

また、料理や掃除、植物の世話なども、科学の知識が役立つ場面です。

「なぜこの調味料を入れるとおいしくなるのか」「なぜ洗剤で汚れが落ちるのか」など、身の回りの現象を科学の視点で考えてみましょう。

「理系の本」や「動画」で世界を広げる

また最近は、理系の知識を分かりやすく紹介している本や動画がたくさんあります。

難しい専門書でなくても、マンガやイラスト付きの本、YouTubeなどの動画で楽しく学ぶことができます。

自分の興味がある分野から少しずつ触れてみることで、「理系って面白い!」という気持ちが育ちます。

たとえば、宇宙や恐竜、人体の不思議など、ワクワクするテーマから始めてみましょう。自分が「面白い!」と思えることをきっかけに、理系の世界に一歩踏み出してみてください。

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理系科目を「苦手」にしないための心構え

最後に理系科目を苦手にしないための心構えについてお話します。

「できない」より「やってみよう」の気持ちを大切に

理系科目に限らず、勉強は「できない」と思い込んでしまうと、やる気がなくなってしまいます。

大切なのは、「難しそうだけど、まずやってみよう」という前向きな気持ちです。

失敗しても大丈夫。失敗から学ぶことも多いですし、何度も挑戦することで、少しずつできることが増えていきます。

そのため、まずは1問だけでもやってみる、10分だけでも問題を考えてみるという心理的にハードルの低いことから始めてみることに挑戦してみましょう。

仲間と一緒に学ぶことで楽しくなる

理系科目は、一人で悩むよりも、友達や家族、先生と一緒に学ぶことで楽しくなります。

分からないことを相談したり、一緒に問題を解いたりすることで、新しい発見が生まれます。

グループで学ぶことで、他の人の考え方や工夫を知ることができ、自分の理解も深まります。

「理系=将来の選択肢が広がる」と考えよう

理系科目を学ぶことは、将来の進路や職業の選択肢を広げることにもつながります。

医療や工学、情報技術、環境問題など、理系の知識が活かせる分野はたくさんあります。

今はまだ将来のことがはっきり決まっていなくても、理系科目を学んでおくことで、いろいろな可能性が広がることを覚えておきましょう。

 

まとめ

このページで改めて伝えたいのは、理系科目を苦手にしないためには、「理系は身近で楽しいもの」と意識することが何よりも大切だということです。

日常生活の中で「なぜ?」と疑問を持ち、調べたり考えたりする習慣をつけることで、理系科目への抵抗感は自然となくなっていきます。

小さな成功体験を積み重ね、自信を持って学び続けることで、理系の世界はどんどん広がっていきます。

難しいと感じたときは、周りの人と一緒に考えたり、身近な例に置き換えてみたりして、楽しみながら学んでいきましょう。

理系科目を「苦手」から「楽しい!」に変えることは、誰にでもできます。ぜひ、今日から身の回りの「なぜ?」に目を向けて、理系の世界を楽しんでみてください。

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