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理系科目の公式・定義・定理を効率よく覚えるためのコツ

コラム

理系科目の学習において、どうしても避けて通れないものが公式や定理、定義の暗記です。

暗記が苦手で、仕方なく理系を選択した高校生も多少なりともいるとは思いますが、それでも理系科目にはどうしても覚えてから使えるようになる知識もないこともありません。

このページでは、暗記に苦手意識がある学生さんに向けて、理系科目で出てくる公式や定理、定義を効率的に覚えていく方法を紹介していきます。

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覚えるだけでなく「使って」「理解する」ことが最大の近道!

早速結論ですが、理系科目の学習の中で出てくる公式や定理、定義は単純に覚えるだけではなく、練習問題などでしっかりと使って理解するという方法が最もおすすめです。

理系科目で出てくる公式や定義、定理は、ただ暗記するだけではなかなか身につきません。

「何のために使うのか」「どんな場面で役立つのか」を意識しながら、実際に手を動かして問題を解き、繰り返し使うことで、自然と頭に定着していきます。

つまり、「覚える」よりも「使って理解する」ことが、効率よく、しっかりと身につける最大のコツです。

 

公式や定義・定理は「意味」と「使いどころ」をセットで覚える

上記で述べたように、公式などは使って理解するほうがいい理由を1つずつ説明していきます。

まず1つ目は、公式などは公式などの意味とどういった場面で使うのか。ということを意識することが大事であるからです。

公式や定義・定理は「なぜそうなるのか」を理解しよう

数学や理科の公式は、ただ数字や記号の並びを覚えるのではなく、「なぜそうなるのか」「どんな意味があるのか」を考えることが大切です。

たとえば、中学数学でよく出てくる「一次方程式の解の公式」や、「三平方の定理」も、図や実際の数値を使って意味を考えてみましょう。

例)三平方の定理

「直角三角形の斜辺の長さの2乗は、他の2辺の長さの2乗の和に等しい」

という定理ですが、図を書いてみたり、実際に辺の長さを当てはめて計算してみると、なぜそうなるのかがイメージしやすくなります。

理科でも同じです。

たとえば、オームの法則($V=IR$)は、「電圧が大きいほど電流も大きくなる」「抵抗が大きいほど電流は流れにくくなる」など、公式の意味や現象と結びつけて覚えると、応用問題にも強くなります。

公式や定義・定理の「使いどころ」を知ろう

公式や定理は、どんな場面で使うのかを知っておくことも大切です。

「この問題はどの公式を使えばいいんだろう?」と迷うことがなくなります。

例)物理の運動方程式($ma=F$)

力と運動の関係を表す公式ですが、「物体が加速しているとき」「力が働いているとき」に使う公式です。

どんな問題で使うかを意識しておくと、公式の使い分けができるようになります。

例)化学の化学のモル計算($n=\frac{質量}{モル質量}$)

物質量を求めるときに使いますが、「何を求めるための公式なのか」を意識しておくと、問題文から公式を選びやすくなります。

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「覚える」より「使う」:手を動かして問題演習を繰り返そう

2つ目の理由は単純暗記よりも練習問題を通して公式などを使ったほうが覚えやすいからです。

問題を解くことで公式・定義・定理が自然に身につく

公式や定理は、何度も使ってみることで、自然と頭に残るようになります。

最初は公式を見ながらでも構いません。

繰り返し使っているうちに、だんだんと公式を見なくても解けるようになってきます。

数学の例題を何度も解く

例題や基本問題を繰り返し解くことで、公式の使い方や意味がわかってきます。

ただ丸暗記するよりも、実際に手を動かして計算することで、公式が「自分のもの」になります。

理科の計算問題を繰り返す

物理や化学の計算問題も、何度も解いてみることで、公式の使い方や計算手順が身につきます。

生物や地学も、用語や定義を使った問題を解くことで、知識が定着します。

「間違えた問題」や「分からなかった問題」を重点的に復習する

自分が間違えた問題や、解けなかった問題は、公式や定義・定理の理解があいまいな部分です。

ノートやメモにまとめておき、あとで見返したり、もう一度解いてみたりしましょう。

「間違いノート」を作る

間違えた問題や、公式の使い方が分からなかった問題をまとめておくと、自分の苦手なポイントが分かります。

そこを重点的に復習することで、効率よく知識を定着させることができます。

 

覚えやすくする工夫:図やイメージ、語呂合わせを活用しよう

3つ目は、作図や語呂合わせなど、効率的に覚えらえる工夫ができます。

図やイメージで覚える

公式や定理は、図やイラストと一緒に覚えると、記憶に残りやすくなります。

例)三平方の定理や円周角の定理

図を書いて、どこが「斜辺」なのか、「円周角」がどこなのかを視覚的に理解しましょう。

例)物理の運動の公式

速度や加速度のグラフを書いてみると、公式の意味や使い方がイメージしやすくなります。

語呂合わせやリズムで覚える

どうしても覚えにくい公式や定義は、語呂合わせやリズムを使って覚えるのも効果的です。

例)円周率($π=$3.1415…)の語呂合わせ

「産医師異国に向こう(3.14159265)」など、語呂合わせで数字を覚える方法です。

例)化学の周期表の語呂合わせ

「水兵リーベ僕の船…」など、元素記号をリズムで覚えると、頭に残りやすくなります。

友達とクイズ形式で覚える

友達と一緒に問題を出し合ったり、クイズ形式で公式を覚えたりするのもおすすめです。

人に説明することで、自分の理解も深まります。

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定期的な「復習」と「アウトプット」で知識を定着させよう

4つ目は、暗記に限った話ではないですが、暗記を効率的にするには復習とアプトプットを大事にしてほしいです。

復習のタイミングを工夫しよう

人間の記憶は、時間が経つとだんだん薄れていきます。

覚えたことは、「忘れる前に」何度も復習することが大切です。

1日後、1週間後、1か月後に復習する

1回覚えただけで満足せず、何度も見直すことで、長期記憶に残りやすくなります。

アウトプット(説明や問題作成)で理解を深める

覚えた公式や定義・定理を、誰かに説明したり、自分で問題を作ってみたりすることで、理解がより深まります。

友達や家族に説明してみる

「この公式はこうやって使うんだよ」と説明できれば、本当に理解できている証拠です。

自分で問題を作ってみる

公式や定理を使った問題を自分で考えてみることで、使い方や意味がよりはっきり分かります。

 

まとめ

理系科目の公式や定義・定理は、ただ丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」「どんな場面で使うのか」を意識しながら、実際に手を動かして問題を解き、何度も復習することが大切です。

  • 公式や定理の「意味」と「使いどころ」を理解する
  • 問題演習を繰り返して、自然に覚える
  • 図や語呂合わせ、クイズなど、覚えやすい工夫をする
  • 定期的に復習し、アウトプットで知識を定着させる

この4つのポイントを意識して学習すれば、理系科目の公式や定義・定理は、効率よく、しっかりと身につけることができます。

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