「数学が苦手」
「数学が分からない」
上記のような悩みを抱えながら数学の勉強をしている学生さんは少なくないでしょう。
苦手の勉強を継続したり、分からないまま勉強をすることはモチベーションの低下の要因になったり、勉強の知識の積み重ねが進まないことも可能性としてあり得ます。
このような状態が続くと、さらに苦手になったり、分からない内容が増えていき悪循環が形成されていってしまします。
このよくない状況を何とか打開するために、数学が得意・できるようになる方法はあるのでしょうか?
このページでは今、数学が苦手でも数学が得意・できるようになる可能性がある方法や勉強を紹介していきます。
「数学ができない」は思い込みかも?まずは現状を整理しよう
早速、数学が得意・できるようになる可能性がある方法を紹介していきますが、その前にこのページを読んでいる方は、本当に数学が苦手・できないのでしょうか?
「数学が苦手」「テストの点数が取れない」「勉強しても意味がない」――そんな声は本当によく聞きます。
でも実は、数学ができない原因は「才能がないから」ではありません。
ほとんどの場合、それは学習の方法が合っていないだけなのです。
まず確認したいのは、今の自分が「どこでつまずいているのか」という現状分析です。
1.「わからない場所」があいまいなまま進んでいないか?
現状分析を行う手順としてまず優先して取り組んでもらいたいのが、どの内容・単元が分からないのか?というところを把握することです。
数学は積み重ねの教科です。
つまり、前の単元がわかっていないと次が理解できないという特徴があります。
たとえば、中2の方程式の応用がわからない場合、中1で学んだ一次方程式の解法や、文字式のルールが曖昧なままになっている可能性があります。
学年をさかのぼってでも、「何がわかっていないのか」を具体的に下記のように書き出してみましょう。
- 計算ミスが多い?(→計算のルールがあやふや)
- 問題文を読んでも何をすればいいかわからない?(→文章題の読解や式の立て方が弱い)
- グラフや図形が苦手?(→関数の概念や図形の視覚化が苦手)
こうした分析が、数学が得意・できるようになるための第一歩です。
数学ができるようになるには「苦手意識」の克服が第一歩
現状分析を進めると同時に、自分の数学に対する意識に気づくことも大事です。
「数学が苦手だ」と思っている人の多くは、実際の理解度よりも気持ちの面で「できない」と決めつけている場合が少なくありません。
2.「数学=苦手科目」という固定観念をやわらげる
数学の話から逸れますが、心理学では、「自己効力感(self-efficacy)」が行動や成果に大きく影響すると言われています。
つまり、「自分にはできる」と信じている人ほど、実際に成績も伸びやすいということです。
逆に「自分はどうせ無理」と思っていると、やる気が出ず、学習時間も減り、ますます苦手になるという悪循環に陥ります。
そのため、まずは「できなかった問題=成長のチャンス」という意識に変えることが大切です。
そして、「この問題は必ず理解できるようになる」と信じて取り組んでみましょう。
3.小さな成功体験を積み重ねる
上記の手順でできなかった問題を取り組む際は、おすすめの順番があります。
それは、難易度の低い問題から取り組みなおすという方法です。
ここで数学が苦手・できない学生さんに知っておいてもらいたいことがあります。
「数学が得意になった人」の多くが語る共通点があるということです。
そしてその共通点とは、「ある日突然、全部できるようになったわけではない」ということです。
下記のような本当に小さな積み重ねの結果、できるように自ら成長させていったのです。
- 1日1問、計算問題をミスせずに解けた
- 図形の問題で補助線を引けた
- 文章題を最後まで読んで式を立てられた
「継続は力なり」「千里の道も一歩から」というような言葉がありますが、数学の学習はまさにその通りです。
こういった小さな「できた!」の積み重ねが、大きな自信と成功体験になります。
数学の勉強法を見直せば誰でも得意になれる
現状分析と意識改革がある程度できたら、続いて、「数学ができるようになる方法」を考えていきます。
数学ができるようになる方法として最も重要なこと――それは、自分に合った学習法を見つけることです。
4.教科書・ノートを使った基本の学び直し
上記で小さな成功を積み重ねることをおすすめしましたが、効率的に小さな成功を積み重ねる方法として有効なのは、教科書の例題の解きなおしです。
このとき重要なのは、「なんとなく問題文を読んで解く」のではなく、「どこがわからないか」を意識して読んで解きなおしをすることです。
たとえば、下記のような点を意識してみるといいでしょう。
- どうしてこの公式を使っているのか?
- なぜこの式になるのか?
- 次のステップにどうつながるのか?
自分なりに「理由」を探しながら学習することで、理解が深まります。
5.「わかるまで繰り返す」基礎問題の練習
また、教科書の例題ができるようになったからといって、早い段階から難しい応用問題に取り組むのではなく、簡単な問題を何度も解くことが効果的です。
同じパターンの問題を繰り返すことで、「解き方の型」が頭に染み込んできます。
数学は「知識」ではなく「技術」です。
たとえるなら、英単語の暗記よりも、ピアノの演奏やスポーツに近い感覚です。
練習によって自然と手が動くように、数学も反復が上達のカギです。
6.自分の理解を言葉にすることで、記憶に定着
また、自分で完全に理解したと思えた問題を説明できるようになっていたらベストです。
自力で解けるようになった問題を、「なぜこうなるのか?」を自分の言葉で説明してみることで、より強固に記憶され、仮に説明できなかったときに、自分の理解が不足している点も明確化できます。
実際に説明するときは、たとえば次のようにしてみます。
- 公式をただ覚えるのではなく、「なぜその式になるのか」を口で説明。
- 解法の流れを、誰かに教えるつもりでノートに書き出す。
- わからない問題を先生に質問する際に、どこが理解できないのかを明確に言語化する。
こうしたアウトプットを通して、「なんとなくわかったつもり」だった部分が、しっかりと理解につながります。
7.オンライン教材や動画での学習も活用しよう
ここまでの提案は、自分ひとりで学習ができる前提での勉強方法でした。
ですが、中には「教科書を読むのがどうしても苦手」「独学だと集中できない」という人もいるでしょう。
その場合は、YouTubeや学習アプリ、オンライン教材を活用してみましょう。
たとえば、下記のようなものがあるので、実際に検索してみてください。
おすすめの無料学習リソース
- Try IT(トライイット):中学・高校の数学を中心にした無料動画解説
- スタディサプリ(ベーシックコース):月額約2,000円で映像授業見放題
- N予備校(ドワンゴ):数学の基礎から応用までカバー。講師の説明が丁寧。
8.計画的な学習スケジュールを立てて継続を目指す
数学の苦手を克服するためには、もう1つスケジュール管理も重要です。
いくら良い教材を使っても、継続できなければ意味がありません。
そこで重要になるのが、「いつ・何を・どれだけ勉強するか」を決めることです。
学生の段階でスケジュール管理をしっかりしてくださいと言われても、具体的にどうすればいいのかイメージが難しいこともあるかと思うので、効果的なスケジュール作成のコツを下記で示しておきます。
効果的なスケジュール作成のコツ
- 1日10分〜20分など、小さく始める
- 「何をするか」を具体的に決める(例:「方程式の基本問題10問」)
- 週に1回、自分の進捗をチェックする時間を作る
スケジュールは完璧でなくて構いません。
大切なのは、「続けられる自分なりのリズムを作ること」です。
苦手を得意に変える!具体的な数学学習テクニック
ここまでの説明で現状分析や意識改革、勉強方法の見直し方の重要性がイメージできたと思います。
では、ここからはより具体的な学習のテクニックを紹介していきます。
結論からお話すると、数学ができるようになるためには、「どうやって勉強するか」が非常に重要です。
今すぐ取り入れられるものも多いので、ぜひ今日から試してみてください。
1.問題を分解して考える
まず1つ目は、問題を分解して考えていく方法です。
複雑な問題をそのまま解こうとすると、途中で混乱してしまう人も多いです。そ
んなときは、問題を小さく分解して考える習慣をつけましょう。
例えば、「連立方程式の文章題が苦手」という場合は、次のように段階を分けてみます。
- 問題文からわかっている数字と求めたいことを抜き出す
- 式を1本ずつ立ててみる(条件ごとに1式)
- グラフや図にしてみる(必要があれば視覚的に)
1つずつ確認しながら進めることで、混乱を防げ、さらに自分がどこまで理解ができているかを問題を解きながら把握することもできます。
2.パターン学習で「解き方の型」を体に覚えさせる
2つ目は、上述もしましたが、同じような問題を繰り返し練習する方法です。
数学にはある程度「問題の型(パターン)」があります。
たとえば、平方根の計算、連立方程式、図形の面積などは、出題形式が似ていることが多いです。
そのため、似た問題を集中的に繰り返し練習することが、理解の近道です。
- 例題 → 基本問題 → 応用問題 というステップ
- 「なぜこの公式を使うのか?」を意識して覚える
このように「定着→応用→創造」の流れを意識すると、知識が長期記憶として定着します。
3.視覚化する習慣をつける
3つ目は、関数や図形問題に多く当てはまりますが、文章の情報を視覚化するという方法です。
文章題や図形問題など、頭の中だけで考えるとごちゃごちゃしてしまうこともあります。
そんなときには、図や表、グラフを描くことで視覚的に整理していきましょう。
- 関数:座標にプロットしてグラフ化
- 図形:補助線を引いて角度や長さを見える形に
- 確率や統計:表や樹形図を使って整理する
目に見える形で情報を整理するだけで、「何を考えればよいか」が明確になります。
4.逆向き学習で問題の構造を理解する
4つ目は、解答から遡って途中式や問題で問われていることを考えてみるという方法です。
「なぜこの答えになるのかがわからない」というときは、答えを確認したうえで、答えから遡って学ぶのが効果的です。
- 模範解答を読んで、「なぜこの式が立つのか?」を一つずつ検証
- 答えからスタートして、そこに至るまでの流れを遡って考える
「答えを知って終わり」ではなく、「どうしてこうなるのか」を深掘りする習慣が、数学力の伸びにつながります。
数学の分野ごとにアプローチを変えよう!
数学が分かる・できるようになる可能性がある学習方法は上記の説明のとおりですが、そもそも上記の学習方法はどの分野の学習にも当てはまるものではありません。
どういうことかというと、数学の中でも、分野によって「つまずきやすさ」や「勉強法のコツ」が異なるため、どういったことでつまずいているのかで学習方法を変えていかなければいけないということです。
なので、ここでは主要な5分野の学習ポイントを紹介します。
このポイントと上記で紹介した学習方法を組み合わせて、自分に合った学習方法を探してみましょう。
計算(四則演算・正負の数・分数・累乗)
計算問題は数学のすべての土台です。
計算ミスが多い人は「式の整理」「途中式の記述」が不十分な可能性があります。
- 計算ミスを防ぐには、途中式をていねいに書く
- ミスを記録し、「自分の間違えやすい癖」を知る
- 毎日5〜10分の計算練習を習慣化
目標は、計算に「迷わず・止まらず・正確に」取り組めるようになることです。
方程式・文字式
続いて方程式や文字式の分野です。
中学数学の核ともいえる分野で、つまずく人も多いです。
- 「=(イコール)」の意味を正しく理解する
- 文字式の計算ルール(符号、乗法、分配法則)を徹底復習
- 式変形の手順を声に出して確認する
方程式はルール通りに操作できれば必ず解ける問題です。
「なぜこの手順になるのか」を理屈で理解することがポイントです。
関数(比例・反比例・1次関数など)
次は関数の分野になります。
関数は「数式の変化を読み取る力」が問われる分野です。
- 表→式→グラフの三段階を意識して学ぶ
- 変化の割合や傾きの意味を、図で確認する
- 実生活の例(距離・時間、料金など)で考える
特に3つ目に関していえば、例えば「距離=速さ×時間」は一次関数の応用です。
日常生活との関連付けが理解を深めることができます。
図形(平面・空間・合同・相似など)
4つ目は図形の分野です。
図形は「手を動かし、イメージ化すること」が非常に重要です。
- 問題文を読んだら、必ず図を描く
- 与えられた情報(長さ・角度)を書き込みながら考える
- 模型や折り紙を使って空間感覚を養う
また、合同や相似の証明では、「仮定→根拠→結論」の流れを文章化する練習も効果的です。
証明問題(論理的思考・定理の応用)
最後に証明問題についてです。
証明問題は「論理力」や「言葉で説明する力」が問われます。
- 「どこからスタートして、何を言いたいのか」を明確にする
- 使うべき定理や定義を一覧で整理
- シンプルな証明から練習を始める
また、他人の証明文を読んで「どこがうまい説明なのか」を分析することも、表現力の向上につながります。
よくある数学のつまずきポイントとその乗り越え方
ここまでが学習のポイントになります。
勉強方法や具体的な学習のポイントが分かってきたところで、数学の問題でよく間違えてしまうところを改めて確認しておきましょう。
「勉強しているのに数学ができるようにならない……」という人は、次のようなポイントでつまずいている可能性があります。
1.問題の意味が理解できない
まず根本的なところですが、問題の意味を正確にとらえきれていない可能性があります。
問題文を読んで、条件や求めるものがつかめない場合は、日本語の読み解きトレーニングが必要です。
国語力と数学力は無関係ではありません。
図示したり、要点を下線で整理するなどの工夫をしてみましょう。
2.公式を覚えても使えない
次に、公式を覚えていても、その公式をどう使えばいいのか分からず、解くことができなかったということです。
「なぜその公式が使えるのか」を理解せずに暗記だけしていると、応用がききません。
公式の導き方や使いどころを、例題とともにしっかり覚えるようにしましょう。
3.答え合わせだけして満足している
意外に多いのが、答え合わせだけして終わっていませんか?ということです。
答えが合っていても、解法の過程をきちんと確認しないと定着しません。
間違えたときは、「なぜ間違えたのか」「どうすれば次は解けるか」をノートに残すようにします。
継続できる人になるために:モチベーションと習慣づけ
ここまで説明したことを実際にやってみると、効果がみられる人も出てくると思います。
そうなると勉強自体は楽しくなりますが、なかなか結果に結びつかないときはそうもいきません。
ですが、数学ができるようになるために、「継続できる環境」と「心の持ち方」がとても大切です。
ここでは、勉強のやる気を保ち、習慣化するための具体的な方法を紹介します。
1.小さな成功体験を積み重ねる
この点については、何度も上述していますが、小さな成功体験を積み重ねるようにしましょう。
- 「毎日1問だけでも正解できた」
- 「昨日より少し早く解けた」
こうした小さな成果を、自分の中でしっかり認めてあげることが、モチベーションを高める第一歩です。
また、下記のようなことをすると、できたことを見える化できたり、成功体験を積み重ねやすくなります。
- 学習記録ノートに、できたことをメモする
- 「1日15分だけでも勉強すればOK」と決めて、毎日のハードルを下げる
- 1週間に1回、自分をほめる日を作る
こういった小さな積み重ねが、最終的には「数学ができるようになる」という大きな自信につながります。
2.勉強に「ごほうび」を用意する
自分を厳しく律することはなかなかできることではないのでその姿勢は素晴らしいと思いますが、人間は「頑張ったあとに良いことがある」とやる気が出るのも事実です。
なので、たとえば下記のようなほんとに少しのご褒美を用意することで、日々の小さな目標を継続して達成できるような環境を作るようにしてみましょう。
- 勉強後に好きなYouTubeを10分見る
- テストで目標点を取ったらアイスを食べに行く
- 学習計画を1週間守れたらマンガを1巻買ってOK
このような「頑張ればごほうびがある」という仕組みを作るだけで、数学に対する前向きな姿勢が身につきます。
3. 「なぜ勉強するのか」を自分の言葉で決める
最後に根本的なところですが、数学をなんで勉強するのか、勉強の目的を自分で必ず設定するようにしましょう。
親や先生に言われるがままに勉強していては、長続きしません。
「将来こうなりたいから」「志望校に合格したいから」など、自分自身の目的意識を見つけましょう。
ノートの表紙に「目標」や「なりたい姿」を書いておくだけでも、毎日の勉強の意味が変わってきます。
定着率を高める復習法と時間の使い方
勉強の方法も学習のポイントも、間違えてしまう点も分かったから、もう大丈夫!と意気込むのはまだ少し早いかもしれません。
数学ができるようになるには、一度解けた問題を「再び解けるようにする」ことが欠かせません。
つまり、復習の質が、数学の実力そのものを左右します。
ここでは、質の高い復習の方法と時間の使い方を紹介していきます。
1.スペーシング効果を利用する(間隔をあけた復習)
1つ目はスペーシング効果を利用した復習方法です。
人間の記憶は、時間が経つと薄れていきます。
そのため、1回だけの復習では不十分です。
より知識を定着させるために、理想の復習タイミングは以下のとおりです。
- 学習当日(すぐ)
- 翌日(24時間以内)
- 3日後
- 1週間後
- 1か月後
ポイントは少しずつ復習を行う感覚を開けていくという点です。
このように復習間隔をあけながら繰り返すと、長期記憶に定着しやすくなります。
2.アクティブリコール(思い出すトレーニング)
2つ目は、アクティブリコールという復習方法です。
簡単に言えば、問題を見ずに「解法の手順」や「公式」を思い出してみる方法です。
たとえば次のような取り組みが効果的です。
- ノートを閉じて、声に出して説明する
- 自分にクイズを出す
- 自作問題を作ってみる
単なる「読み返し」よりも、脳を使って思い出す行為の方が記憶が強くなります。
3.他人に教える・説明する
3つ目は人に教えたり、説明したりする方法です。
人に説明できるということは、内容を本当に理解している証拠です。
「教えるつもりで勉強する」だけでも、理解の深さがまったく変わります。
家庭や周囲のサポートを活かす
最後に学生さん本人ではなく、親御さんはじめ周囲の方に向けた学習のサポート方法を紹介しておきます。
数学の学習は1人で頑張るだけでなく、周囲の協力や環境づくりも大きな力になります。
特に中学生・高校生にとって、保護者や先生、友人のサポートはとても重要です。
1.家庭でできる学習サポート
まずは家庭でできる学習のサポート方法を紹介していきます。
家族のみなさんができることは、単に「勉強しなさい」と言うことではありません。
たとえば、下記のようなこともできると考えられます。
- 集中しやすい学習スペースを整える
- 学習の過程を認めてあげる(点数でなく努力を評価)
- 感情的にならず、本人の気持ちに寄り添う
- 学習計画の確認・記録の手伝いをする
特に「よく頑張ってるね」という肯定の声かけは、本人のやる気を大きく左右します。
2.先生や家庭教師の力を借りる
家庭でできるようなサポートをしてもまだ努力の結果が実らないことは、可能性としてあり得ますよね。
そうなると、「どこがわからないのかが自分でわからない」という状態になり、自力での学習が限界に達してしまうこともあり得ます。
そんなときは、先生・塾・家庭教師といった「外部の力」を活用しましょう。
- 学校の先生に質問する
- 個別指導塾で弱点分野を重点的に学ぶ
- 家庭教師に自分のペースで教えてもらう
特に家庭教師は、「わからない部分を1対1で徹底的に教えてもらえる」「ペースや性格に合った指導が受けられる」などのメリットがあります。
3.友達と学び合う
勉強をしていくうえで、最大の味方は一緒に勉強している友達です。
友達との学習は、モチベーション維持にも効果的です。
- 同じ目標を持つ仲間と問題を出し合う
- 苦手分野を教え合って、お互いの理解を深める
- 競争意識で刺激し合う
1人では投げ出してしまいそうな問題でも、誰かと一緒に取り組むことで前向きな気持ちが生まれます。
まとめ
このページでは、数学が苦手・できないと感じている学生さんに、数学が得意・できるようになる可能性がある勉強方法や気持ちの持ち方、周囲のサポートについて解説してきました。
改めてにはなりますが、数学が苦手、不得意と感じる人に共通しているのは、「やり方が合っていない」または「できない自分を責めすぎている」ことです。
しかし、数学は誰でも習得できるスキルです。
このページで紹介した内容はすぐにでも実践できるようなことも多いです。
1日でも早く実践に移してみて、少しでも早く現状分析や意識改革ができれば、数学の苦手意識の克服は動き出すことになります。
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